■宮神輿(八角神輿)製作のお知らせ
天保9年に造られた宮神輿ももうすでに170年以上の月日が経ちました。
大事に取り扱ってまいりましたが、近年痛みが激しくなりつつあり、この度新しく宮神輿を
製作することとなりました。神社にとりましても、創建以来二基目となる神輿であり、170年
ぶりの事業となります。
尚、平成23年本祭りにて新しい宮神輿を巡幸致します。
詳細につきましては、社務所備え付けの趣意書をご覧下さい。
■宮神輿製作状況
【平成22年6月】
みなさまからご奉賛頂いております新規八角神輿は、平成二十三年の例祭
にむけて現在順調に製作されております。
現在の八角神輿は製作以来一七〇年の歴史の中で繰り返し修理が行われてきました。
近年では昭和五十五年に屋根の腐食が激しく、屋根周りを二寸削り取るという修理が
行われました。今回の新規製作の八角神輿は、天保時代に造られた当時の八角神輿の
形状を忠実に再現することにしております。
瓔珞の最下部に付けられている鈴は、現在「特殊平鈴」と「普通平鈴」が交互に使用されております。特殊平鈴が渡御中になくなってしまったので、修理の際に既成品の普通平鈴を足したからということです。
今回は金型を起こしてすべて特殊平鈴にいたしま
す。
神輿の生地は檜(ヒノキ)・欅(ケヤキ)を主に使用いたしますが、渡御の際にロープを締める箇所や特に強度が求められる部分には樫(カシ)を使用いたします。
蕨手も屋根周りを2寸のばすことに伴い、七〜八分程
高くなります。木型を起こして新規作製となります。
【平成22年12月】
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| 屋根部分 |
平成二十一年から始められた宮神輿の製作も順調に進んでいます。
装飾部分の金物なども既成品を用いず、金型から起こして従来の神輿と同様のものを製作しております。
生地を作る作業はほぼ終了し、現在は漆の下塗り段階へと入っています。塗り・砥ぎ・からしという一連の流れを最低でも七〜八回繰り返します。
また屋根の裏側には柿渋に墨・油煙などを混ぜたものを塗り防水・防腐対策が施されています。
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| 漆を塗る前 |
漆を塗った後 |
【平成23年7月24日】
新宮神輿巡行
皆様の御奉賛により宮神輿もいよいよ完成し、
7日24日、車両に神輿を載せて氏子地域を廻らせて頂きました。
その後、神輿蔵に納め、随時御覧頂く事ができます。
尚、震災の影響により延期になりました宮神輿巡幸(本祭り)は、
平成24年を予定致しております。